沢水遥奈×小鳥遊まこによる幻想に包まれたツインボーカル

空と大地の物語

 

空の国の女王サラ(沢水遥奈)
大地の国の女王リア(小鳥遊まこ)

空高い天空にある国の王女

純真で穢れを知らない常識にやや疎い少女

好奇心旺盛で愛らしい

大地に落っこちた際に翼を負傷し

困っていたところをリアに助けられる

大地の国の王女

突然女王だった母が殺され齢18歳にして女王に就任

民を第一に考える人格者で民衆からの人望も厚い

弱気を助け強きを挫く所謂正義感の塊で

禁忌とされている空人との接触も

怪我人を助けるためと手を差し伸べる

 

これは世界が今の形に落ち着く前の。
遠い遠い昔のお話。

むかしむかし、空には翼を宿した人たちが暮らしていました。
そして大地には翼をもたない人たちが暮らしていました。

空に住んでいる人たちは飛ぶことが出来ました。
空には、大地にはない沢山の豊富な水と澄んだ空気がありました。
雲の上にあるので天気に悩まされることはありません。
食べ物も豊富にあったので食に困るようなことはありませんでした。

大地に住んでいる人たちは飛ぶことができません。
大地には豊富な土地がありました。
けれど天気に悩まされることは多く、その時々で作物の量は変わり、人々は飢え、死んでゆきました。
そこで大地の人々は自分達の手でものを作り出しました。
それは「カガク」と呼ばれる魔法の力でした。
…それは、自然を人工的な力によって捻じ曲げる魔法でした。

空の人々は怒りました。
「自然を冒涜するカガクを許せない」
大地の人々は怒りました。
「日々飢えに脅え暮らす私たちの気持ちがお前達に分かるものか!」

こうして、空の民と大地の民は言い争い、そして互いに交わることがないと分かると、力に訴えかけるようになってしまいました。
空の民は翼なき人を劣等種として差別し、大地の民は翼有き人を傲慢者として差別しました。

とある場所のとある国。
ここもまた、天空に浮かぶ羽翼人を差別し
羽翼人もまた大地の民を蔑んでいました。
大きな争いで互いの兵力が激減したこと、また子供や女性のような非戦闘員をも犠牲にした戦いの果てに冷戦状態となりました。

大地に住む民に王はいませんでした。
女王が一人で国をまとめ、その女王には一人の愛娘がいました。
少女の名前はリア。
この女王になってから互いに侵略しあわないという調停を天空の民の王と行いました。
天空の王にも愛娘が一人いました。
少女の名前はサラ。

調停。それは平和への礎のはずでした。
…けれど人の心はすぐに変わるものではありません。
長き戦いの間に愛する人たちを殺された人は、悲しみを抱えたまま日々を生きていました。
それは、どの民も同じでした。

とある場所のとある国。
翼もつものともたないもの。
永遠とも思われた冷戦と差別に、終わりはあるのでしょうか?

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